獲得賞金は１０億円以上！競輪界の“レジェンド” 玉野市出身の三宅伸選手が引退【岡山】 (22/10/21 18:00)
競輪界で３０年間トップを走り続けた玉野市出身のレジェンド、三宅伸選手が１０月、現役を引退しました。毎日欠かさず練習してきた思い出のバンクで今の思いを聞きました。
そのスピードは時速約６０キロ！三宅伸選手、５３歳。１９歳でデビューしてから３０年間、競輪界のトップクラス、「Ｓ１」に在籍したレジェンドが１０月、引退しました。
（三宅伸選手）
「めちゃめちゃすっきりしている。こんなに辞めてすっきりするんだと。やり切ってるんでしょうね」
全国のトップ選手９人しか出場できない国内最高峰のレースＫＥＩＲＩＮグランプリに３度出場するなど通算獲得賞金額は、１０億円以上。中でも三宅選手の名を知らしめたレースが…。
（Ｇ１レース優勝の様子）
４０歳にして初めてＧ１レースを制覇！
（三宅伸選手）
「起きたら夢じゃないよね？とか３日間くらいあった。当時ビッグレースの最年長優勝だったので同い年に夢と希望を与えた」
しかし、ここ数年、体力の限界を感じていたという三宅選手は、３３年の競輪人生に幕を閉じました。
（三宅伸選手）
「ゆっくり寝てサウナ入って飽きるまでそういう生活したい。罰当たらないでしょ」
現役時代、自転車のことを考えない日は一日もなかったという三宅選手。今後は、後進の育成など別の形で競輪界を盛り上げたいということです。
