競輪マスターズ世界選手権 51歳の初挑戦!

競輪マスターズ世界選手権 51歳の初挑戦!

競輪マスターズ世界選手権 51歳の初挑戦!

40代で多くの選手が引退を決断する競輪の世界で、今も第一線で活躍する51歳の選手がいます。先月、アメリカで開催されたマスターズ世界選手権に初挑戦、その姿を追いました。

市本隆司。ことし8月、51歳の誕生日を迎えた。高校卒業後、競輪の世界に飛び込み、競技人生30年目を迎える。全国の競輪選手およそ2400人に占める50代の選手の割合はわずか1割余りだ。

市本が現在、所属する階級はA級2班。6つある階級の中で下から2番目だ。
過去にはA級のレースで30回を超える優勝を果たすなど好成績を残してきた市本だが今は確実に体力の衰えを感じている。

【市本隆司選手】
「なぜか、競輪が勝てなくなってきてランクも落ちて。ちょっとショックを受けながら・・・」

そんな市本が現状を打破したいと去年、新たに挑戦したのが「ピスト6」という自転車競技。ピスト6は国際基準のルールに基づいて行われる日本で初めての自転車トラックトーナメントで競輪と比べるとコースの距離は短く、スピード力が問われる。自転車も通常の競輪で使われるものより軽いカーボン製。オリンピックで使用されるものと同じだ。

【市本選手】
「いやもう全然軽いし進みますね。スピードも出ますし。もう初めて乗った時からぶわーっていう感じ」

ことし1月に開催されたピスト6で市本は200メートル10秒234という記録をたたき出した。実はこの記録、その時点での世界記録を上回っていたのだ。

【市本選手】
「自分でもびっくり。元競輪選手でアメリカに住んでいる人がツイッターに『市本、世界記録よ』みたいな感じで載せてくれて」

この記録は競輪選手の間で大きな話題となった。

【前反祐一郎選手(48)】
「年々進化してる。本当はタイムってどんどん落ちていくんですけど、逆に市本さんに関しては年々上がってきて、本当にこの人は50歳なんだろうかっていう感じ」

【和田誠寿選手(31)】
「めちゃくちゃ強いですね。そろそろ年齢的にも弱くなってほしいんですけど。もうどんどん強くなって いく一方で」

周囲からの期待を受け、市本はアメリカで開催される「マスターズトラック世界選手権」に初めて挑戦することを決めた。

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